チーズの栄養
●チーズには、良質な蛋白質や乳脂肪をはじめ、消化吸収しやすいカルシウムも豊富に含まれており、更にビタミン類もほぼ全て含まれ ているひじょうに優れた完全栄養食品といえます。
●チーズは、原料の乳を水分をとり除いておよそ10%程度まで凝縮し固めた有効成分のかたまりのようなものです。
●チーズのたんぱく質は熟成中に発酵という過程を経ていますので、乳酸菌のはたらきでアミノ酸に分解されており、非常に体内に吸収されやすい 形になっています。
●蛋白質は血や体(皮膚や髪の毛、筋肉など)を作る大 切な欠くことのできない栄養素ですが、チーズには乳脂肪分より少し多い量ぐらいの蛋白質が含まれています。蛋白質の量は全体の量に対し、バターが1%程度なのに対し、チーズには25%程度含まれています。豚肉ももでも22%程度です。つまり、チーズは少ない量をたべても、効率よくたんぱく質を摂取できるわけです。
●チーズのカルシウムはミネラルがイオン化していて、やはり体内に吸収されやすいかたちに分解されています。カルシウムは骨や歯をつくるために非常に大切な栄養素がカルシウムです。カルシウムはわれわれ日本人は慢性的に不足しがちな栄養素です。骨の内部が軽石のようにスカスカになってもろくなってしまう骨粗しょう症を予防するにも、カルシウムを多く含み身体への吸収率が非常に高いチーズは最適な食べ物です。
●カルシウムを多く含む食品として、魚類がありますが一番多く含むものでもカルシウムは100g中約70mg程度しか含まれていませんが、熟成されたハードタイプのチーズにはカルシウムは100g中に660mgも含まれているとされています。フレッシュタイプのものは100g中50mg程度と少ないものもありますが、カルシウムの体内への吸収率が40~80%と大変効率が良くカルシウム補給に大変役に立つ食品と言えます。
●国民栄養調査の結果では日本人が摂取しているカルシウム量は一日に必要とされる量に平均27mg不足しているそうです。成長期の未成年者や骨粗鬆症になりやすいと言われる女性は、スライスチーズやベビータイプ(いわゆる6Pチーズ)ならわずか4分の1個で賄えます。ぜひチーズ1日一個を日常の食習慣に加えたいものです。
●チーズはビタミンB2を豊富に含んだ食品でもあります。ビタミンB2は摂取した脂肪を燃焼させ、体内に蓄積させない役割を持っています。
●チーズを食べている人は、食べていない人に比べてずっとスリムだといわれますが、脂肪の分解がスムーズに行われているからなのです。またチーズには体に抵抗力つけて免疫力を高め、われわれの体を病気から守り皮膚や粘膜の健康を保つ役割りをもっているビタミンAが含有量が多いとされている緑黄色野菜よりもが多く含まれています。
●ビタミンB2やビタミンAを含有するチーズは若さと美しさを保ち、ダイエット効果もある非常にすばらしい食品です。
● おなかがゴロゴロしてしまう原因は牛乳に含まれている乳糖です。チーズはチーズをつくる際、牛乳の液体部分である乳清(ホエー)を取り除く段階で、牛乳に入っている乳糖が除かれるため、乳糖が少なく、牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする人でも安心して食べられます。
●チーズの中に含まれている必須アミノ酸のメチオニンは肝臓の働きを助け、アルコールの分解を促し二日酔いを予防します。チーズにはメチオニンという物質を多く含有するアミノ酸が非常にたくさん含まれています。メチオニンは二日酔いの薬の成分として含まれていることからもわかるように肝機能を強める作用があります。
●お酒を飲む時にチーズをいっしょに食べれば、肝臓を害さないばかりでなく、アルコールに対して強くなり二日酔い防止にも効果があるのです。
●いろいろな栄養素を豊富に含んだ完全栄養食品のチーズにもひとつだけ足りないものがあります。それはビタミンCです。そんなチーズの弱点を補うには、ワインと一緒に楽しむのが最高です。
●数あるお酒の中でもチーズはワインととてもよく合います。ワインとを飲みながらチーズを食べるととてもおいしいです。ワインの味を最大限に引き出してくれます。特に赤ワインにはこのビタミンCや動脈硬化を予防する抗酸化物質のポリフェノールを多く含んでおり、最強の組み合わせになります。ワインとチーズの相性のよさは味覚の点だけからではなく健康面でも抜群の補完関係にあります。
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